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【真言宗】六種供養から始める”おつとめ”とは?

ぼっちぃの豆知識 興福院

こんにちは!ぼっちぃです。

仏壇での 「おつとめ」と聞くと、なんだか難しそうに感じるかもしれません。

しかし、おつとめの基本を知って、少しずつ実践することで、日々の心がけとして取り入れることができるんです。

今回は、 六種供養(ろくしゅくよう)と呼ばれるお供えの準備から、お経を読む手順まで、初心者にもわかりやすく解説します!

おつとめの前に

まず最初に覚えておきたいのは、 「おつとめは仏壇の前でお経を読むだけではない」ということです。

おつとめには、心を込めた準備が大切。ここから、手順を一つずつ見ていきましょう。

1. 仏壇を清める

日々、仏壇内外のホコリや線香の灰などを掃除し、清らかな状態を保ちましょう。

2. お供え物の準備

真言宗では、「六種供養」という 6種類の供え物があります。全部揃えるのは難しい場合もありますが、重要なものから始めると良いでしょう。

▼以下に紹介するのは、基本的な六種供養の内容です。

閼伽(あか) 新鮮なお水を仏前に捧げます。
塗香(ずこう) 身を清めるために体に塗る粉末のお香のこと。家庭では、手洗いと口をすすぐことで代用できます。
華鬘(けまん) 花の飾りのこと。華瓶に花を供えれば良いでしょう。
焼香(しょうこう) お線香の煙を焚いて、香りを捧げます。
飲食(おんじき) 炊きたてのご飯が基本ですが、お菓子や果物など他の食べ物でも構いません。
燈明(とうみょう) ロウソクの灯りを仏前に灯します。

すべてを揃えるのが難しい場合は、できる範囲で心を込めてお供えすることが大切です。

おつとめの流れ

お供えが準備できたら、おつとめの手順に入ります。

1. ロウソクに火を灯し、線香にも火をつける

これで「燈明」と「焼香」の供養が完了です。

2. 正座して姿勢を整え、合掌する

真言宗の僧侶は特別な印を組むこともありますが、在家では合掌で十分です。

3. 経本を額に掲げ一礼し、お鈴を鳴らしてから読経を始める

読経に使う経典は、宗派によって異なるため、菩提寺の流派の「在家勤行集」を用意すると良いでしょう。

4. 読経が終わったらお鈴を鳴らし、合掌礼拝をして終える

最後にロウソクの火を消し、経本や道具を所定の場所に戻します。

忙しいときのおつとめ

おつとめは、可能であれば毎日行うのが理想です。

しかし、忙しい日もありますよね。そんなときは、合掌して 「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えるだけでもよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

六種供養から始まるおつとめの流れを知ると、日々の生活の中で無理なくおつとめを取り入れられるようになります。

初心者でも無理なく続けられるように、少しずつ実践してみてください。

最後に

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